人事総務経理など管理業務の専門家
元外資系企業のコントローラー 異色の経営コンサルタント
三重県四日市市生まれ
大学時代、生の英語を学ぶため飛び込んだ外国人向けシェアハウスで知り合ったアメリカ人、イギリス人の友人を通じてコミュニケーション、異文化スキルを身に付ける。シェアハウスで生活を共にしたハウスメイトとは国籍・人種・文化の壁を超えて人生の知己となり、現在に至るまで家族同様の付き合いを続けている。学生時代のこうした経験が金子智彦のマネジメントや人間関係構築の基盤となっている。
卒業後は、出身地へ戻り四日市に本社を持つ物流企業に就職。その3年後に米国のビジネススクールへ留学。帰国後はNTTドコモに入社し、当時出来たばかりの国際室に配属され自社技術の世界標準化チームの一員としてブラジルの通信事業者買収や、世界各地の展示会出展に携わり裏方として地道に仕事をこなす。海外の提携先との契約交渉など調整役として奔走。
持ち前の強い好奇心とチャレンジ精神から、国内企業、外資企業、上場企業から中小企業、様々な産業の様々な規模の企業に転職する。ITベンチャー企業で出会った先輩からキャリアの立て直しとトップを目指すなら数字に強くなれと経理財務の実務経験を積むことを勧められる。以後、経理財務の実務をこなしながら、コスト削減、在庫削減、組織再編、固定費の変動費化、M&A後の統合など経営者の右腕として裏方から経営の表方へ。
2008年コントローラ(経理部長)として入社したチェックポイントシステム社でIBM出身の社長に出会い、「脳みそが千切れるほど、徹底的にお客様のことを考え抜く」という経営姿勢に出会う。それまで難攻不落だった小売最大手A社への提案チームに加わり1年後20億円の受注に貢献。この受注以後、無理なコスト削減とリストラで疲弊していた職場が一変し、イキイキと働く社員の姿を目の当たりにし、会社の売上をドライブすることに喜びを感じる。
現在は、経理財務を含む管理部門での経験を活かし、依頼案件は何でも引き受ける“決して断らない社長の参謀”として経営者のブレーンを務める。